DOMINISTORE

2019/08/26 14:03

先月7/28、
栃木県にあるツインリンクもてぎというサーキットで行われた
真夏の12時間耐久レースを観戦して来ました。

『idlers Games 12Hours Endurance Race Twinring MOTEGI』

 

 
この私達の誇りであるエンブレムをサーキットへ連れ出してくれたレースカーは、
チーム Stile(スティーレ)さんのALFA ROMEO MiToです。
 

 

私達5人のDOMINISTAも、当日はチームのサポーターとして、
ピットからレースを見守らせていただきました。
朝8時にスタートし、チェッカーフラッグが振られるのは20時。
今日、その様子をこのブログでお伝えしたいと思ったのは、
日常生活とはまったく縁がないと思っていた自動車の耐久レースって、
「DOMINISTAの仕事と同じなんだ…」
と思ったからです。
 


 
私達が見た、この耐久レースは、
1周4.8kmのコースを、12時間という長い時間、
極端に言うと1分単位で練り上げていく、まったく気を抜けない戦い。
 
目標を決め、
全体の計画を作り、その計画をどんどん細分化して作戦を練り、
常に現在の状況に応じて、
その作戦と計画を修正・実行し続けること、
まさに12時間を綿密な作戦で切り取っていくことでした。
 

 
私達が驚いた耐久レースの醍醐味、面白さを少しでも知っていただきたい!
 

 
この日、
車の種別によって3クラスが設定されていて、
総合優勝したチームは、
12時間で266周(トータル1,276km)を完走しました。
約20秒遅れでゴールした2位のチームは、262周。
その差は4周、距離にすると、わずか約19kmです。
19kmの差がどれだけ「わずか」かというと、
時速100kmで走っても、約11分。
ドライバー交替・給油2回分の時間しか差がないんです。
 

 
1,200kmというと東京と大阪を往復するぐらいの距離。
 
 

 
今回、チームStileの基本作戦は、
3つ。
(ほんとにおおまかに)
 
1)ピット回数(給油回数)を減らすために、燃費を分刻みで計算。
  ライバルと比較しながら、最高時速と1周あたりのラップタイムを常にコントロール
 
2)ドライバー4名の特性を生かしたシフトづくりと実行。
 
そしてこの日もっとも重要となった判断はこの3つ目。
3)タイヤ選択。
レース当日朝、昨夜から続く雨。一般的な天気予報では午後からは上がるとのこと。
通常なら、雨用のレインタイヤで走り、天気を見ながらドライタイヤに交換。
事実、多くのチームがこの選択をしていました。
 

 
もうひとつの選択肢は、
雨が早くあがると予想し、最初からドライタイヤで走る…
 
タイヤ交換の場合も、ルール上、
ピットでエンジン停車後5分後からの作業になるので、
大幅なタイムロスにつながります。
 
そして…
さまざまな気象情報を収集し、空模様、
ドライバーのスキルを鑑みて、
レース開始直前、スティーレの総合監督であるタカナシさんが採用したのは、
「最初からドライタイヤで走る」という選択でした。
 

 
もちろん雨にドライタイヤで走るということは、
それだけドライビング技術が必要になります。
そのために、ドライバーのシフトも変更。
全体を260周超えと想定して、
序盤、中盤、後半の流れを組み立てました。
 

 
目標を立て、
半分の折返し地点を予想し、
さらにそこにいたる計画を作り、
毎日変わる状況に応じて、
どんどん作戦を調整していく。
最初から大きな賭けに出るのではなく、
可能な限りの情報を集めて、正しく分析する。
 
チームスタッフの方からの説明を受け、
まさに仕事、ひいては人生そのものにも通じると思った瞬間でした。
 

 
 
さぁ、そんなレースが間もなく始まります。
 

 
レース開始30分前。
参加88台が
スターティンググリッドに並びます。
 
今回は、ローリングスタートと呼ばれる方式。
シグナルが青になって、先導車について全車が走り出し、
1周回った段階で、一気に加速してスタートします。
 
 
我らがドーミーいんこも
チームStileの応援に駆けつけます。
 



 
Stileは車のチューニングファクトリーで、
その代表であり、今回のメインドライバーも務める
アゲさん。

 

最初のドライバーは、
プロドライバーとしても活躍するトビオさん。

路面が濡れている状況でも、ドライタイヤで車を速く走らせることができると
タカナシ監督が判断できた最大のキーマンです。
 
 

 
時刻は7時52分。
コースはレースカーだけになり、
ピットではチームのタカナシ総合監督をはじめ、クルー全員が見守ります。

そしていよいよ12時間の戦いが始まるシグナルが灯り…


 

 
3分前。
 
1分前。
 
15秒前。
 
スタート!
 


 
レースの模様は次回!