DOMINISTORE

2019/06/10 07:27

 2018年7月のことだ。

 ある朗報を受け取ったドーミーいんこは、富山へと向かった。その朗報は、富山のみならず、日本中のドーミーインの活力になっていた。新たに日本一の称号を手にするかも知れない。そんな期待にも満ちていた。

 その朗報とは…。


「朝ごはんフェスティバル2018」。楽天トラベルが開催している、宿泊施設の朝ごはん日本一を決めるコンテスト。その富山県代表の座を御宿野乃 富山が勝ち取った、という知らせだった。


「富山で1位になったのは、富山湾の宝石〝白海老〟の混ぜご飯、かぁ…」

 白海老という名前は聞いたことがあったが、食べたことがないばかりか、よく知らなかったドーミーいんこ。富山に向かう前、本部で聞き込みをした。

「富山湾の海底谷を群泳する小粒な海老で、水揚げ直後、透明感のある淡いピンク色にキラキラ輝くことから、富山湾の宝石と言われています。いわゆる、ブランド海老です。徐々に色が白くなり、港に着く頃には文字通り、白海老になります」

「なるほど…」

 ドーミーいんこは、目を細めた。

(もともと目は細いじゃないか、なんて言うな。意味を調べたまえ!)

 なかなか食する機会のない白海老。富山市内でなら食べることもできるが、なかなかのお値段らしい。それが、朝食メニューとして食べられる。


 いざ、朝食バイキング。ドーミーいんこは真っ先に白海老ご飯の炊飯器の前に行った。フタを開けると、混ぜご飯の香ばしさとともに、海老の香りがほんのり。

「白海老は白いまま…」

 本部での聞き込みを思い出した。

「白海老はボイルしても白いままなので、ご飯に色を付けて、海老を感じられるようにしています」

 さっそく口に運んだドーミーいんこ。残念ながら、うまく箸に乗せることができず、ご飯と一緒に白海老を口にすることができなかったが…。

「おや、白海老の風味がご飯からも感じられるぞ」

 白海老感たっぷりのご飯にご満悦。次は白海老を箸でつまんでほうばる。

「わぉ、小さいけど食感プリプリ。まさに海老!」

 富山県代表の味を満喫したドーミーいんこは、こう思うのであった。


「レトルトにして、売ってくれないかなぁ…」

 ちなみに、御宿野乃 富山の「白海老ご飯」は、セカンドステージで惜しくも敗退。6品で争われるファイナルステージに進むことはできなかった。

「さぞかし悔しかろう…」

 そう声を掛けようとしたドーミーいんこだが、それよりも早く、支配人の声が響いた。

「スタッフのミーティングで、接客でも1位になろう!という声が上がったんですよ」

「うるうる」

 これには、ドーミーいんこもちょっと感動したのであった。

(え? 白海老ご飯とどっちが感動したかって? 聞くな!)


 そして、2019年も、朝ごはん日本一をめざす戦いが始まる…。


●御宿野乃 富山については、こちらから。





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